刺青を除去するレーザー治療や外科的治療などの方法、費用、注意点など
刺青とは皮膚に傷を作り、色素を沈着させて絵柄や文字を入れる(刻む)もので、タトゥーと呼ばれることもあります。刺青には和彫り、洋彫り、アートメイク等の種類があります。
刺青やタトゥーかつては一般の方には縁の無いものでしたが、タトゥーショップの普及に伴い、近年、若者の間でファッションとして流行するようになっています。ただし、刺青は日常生活の様々なシーンで制限を受けることが多く、勢いやファッションで気軽に刺青やタトゥーを入れたものの、除去を希望する人が増えているのも実情です。
刺青除去の理由の多くは、婚約したが相手や相手の家族に内緒にしていた、就職が決まった(偏見の目で見られたくない等)、子どもが生まれた(外でプールやお風呂に入れないので)恋人と別れた(彼氏の名前を刺青していたから等)などです。
しかし刺青やタトゥーは大抵の場合、除去するのは容易ではなく、完全に消せないこと、傷跡が目立つことも多いのが事実です。刺青は除去できますが、皮膚がすっかり元通りになることは稀です。アートメイクはごく浅い部分に色素が入っている為、綺麗に除去できるケースが多いようですが・・・
またタバコの火を使って自分で刺青を除去する人もいるようですが、感染症などの大きな危険が伴いますので、絶対にやめましょう。時に命に関わる場合があるそうです。
刺青を除去したいなら、まずはレーザー治療をはじめ、刺青除去を得意としている専門医に相談することをおすすめします。
刺青やタトゥー除去の方法は大きく分けて、レーザー治療と外科的治療の2つがあります。
1)レーザー治療
レーザー治療は、正常な皮膚にダメージを与えず、特定の色素にだけ反応する照射で刺青を薄くしていく除去方法です。
黒、青、茶色は比較的薄くなりやすいのですが、染料の種類(例えば金属が混ざっている)によっては消えにくいようです。
刺青の色、模様、大きさ、深さによって照射回数が決まりますが、実際に照射してみないとどの程度の回数で除去できるかがはっきり分からないケースも多いようです。
一般的に治療費が高額であり、時間がかかること(照射間隔が必要な為)から時間とお金に余裕の無い方は途中でレーザーでの刺青除去を断念してしまうケースが多いようです。
レーザーでの刺青やタトゥー除去を始める前に、予算と時間についてはきちんと確認をとるべきでしょう。またどの程度刺青が消えるのか、ということについても具体的に説明を受けて、納得した上で刺青除去開始されることをおすすめします。
外科的方法で除去するよりもレーザー治療は時間とお金がかかりますが、傷跡が残らないという点が大きく異なります。刺青の除去を希望なさる場合、まずレーザーでどの程度ご自身の刺青が除去(色が消せる)できるのかということを確認してみてはいかがでしょうか。
2)外科的治療
外科的治療にも種類があります。切除・皮弁法・エキスパンダー法・削皮術・皮膚移植術などです。
いずれの方法も刺青除去治療に十分な経験を積んだ専門医でなければ簡単ではありません。どの方法を選択するか、ということをこちらの希望と、実際の刺青の状態(大きさ、色、深さ、身体のどの部分か等)を考慮した上で選択し、費用や治療期間なども事前に検討しなければなりません。
刺青除去を外科的治療で行う場合、事前カウンセリングの重要性は言うまでもなく、自分が納得できる専門医を探す努力が必要です。大学病院の形成外科でも治療ができる専門医がいる場合もあることを覚えておきましょう。
外科的治療で刺青を除去する場合、傷跡が残るケースが殆どであること(刺青がある部位は傷跡が残りやすく、また目立つ部位の場合が多い)また術後に痛みを伴うことが多いようですので、心配な点は納得するまで確認することが大切です。
また刺青を外科的治療で除去したい人は、時間的余裕が無い場合も多いようですが、入院の必要有無(通常必要なはずですが)や期間、術後のダウンタイム(日常生活に支障がある期間)、通院の必要性なども十分な説明を受けましょう。
刺青除去の治療は保険適用外ですので、当然かなり高額になることが予想されます。
刺青除去をレーザー治療する場合、面積で1回ごとの金額が決まっているケースが多いようです。レーザーが反応しない色の部分は割引になる、面積が広範囲になると割引になるなど、金額設定には差がある印象です。
回数、面積が増えれば高額になりますし、数十万かかるケースも多く、途中で払えずに刺青除去をあきらめる人もいます。
外科的治療の場合、手術だけでなく、検査、入院、通院等の費用は手術方法によって異なってきます。自分の刺青の状態と選択した治療方法によって、あらかじめ費用の概算を確認しておく必要があります。保険適用外ということは、通院治療でも結構な金額がかかることがあり、その費用も予算に含めておかないと予算オーバーということになりかねません。
いずれにせよ、刺青は彫る時よりも、除去する時の方が時間もお金もはるかにかかる、という意見が圧倒的です。
刺青除去やタトゥー除去にはレーザー治療と外科的手術があります。刺青除去にかかる費用、期間、痛み、傷跡等は刺青の状態によって異なりますので、経験豊富な専門医を探し、十分な事前カウンセリングを受けてから刺青除去することをおすすめします。
Copyright 刺青除去Q&A 2008